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吸音排気ダクト

技術紹介 2017年2月27日

皆さんこんにちは

鹿児島大学でハイブリットロケットエンジンテストを行うために弊社へ吸音排気ダクトの製作、設置依頼があり作業が完了しましたのでご紹介します。

初めての試みで試行錯誤から始まっています。弊社へ依頼されてから2~3ケ月は下記計画の通り、試験内容、試験場、弊社の意見などを取り入れながらの構造変更です。

[計画図1:鹿大先生ご提案図]

[計画2:鹿大先生ご提案:2分割⇒3分割へ変更、全長3000mm⇒2520mm]

[計画図3:鹿大先生ご提案図:全長2520mm⇒2320mm]

弊社も計画案に対しコスト削減、狭い所に人力設置になるため重量削減(使用材の板厚を薄く)など検討し製作しました。

※板厚を薄くするため剛性UP対策⇒折り曲げを増やし重ねることにより剛性UP

※薄板の製作方法:Tig溶接⇒テーブルスポット、ウェルドナットなどで対応

<完成写真(藤田ワークス内):組立サイズ:長さ2600*幅880*高さ1880mm>

※7分割に分解搬入し現場組立・・・max70kg 合計300kg

<設置場所:入り口は狭く窓からの搬入>

<設置完了>

※この狭い所によく入って組み立てられました。

設置は、大学生6名と先生にお手伝い(プラス弊社より2名)頂きながらの人力設置で汗だく(私だけ)になりながらの作業でした。ふぅ~

作業補助が無かったら大変でした。助かりました。

5月頃に燃焼テストを実施するそうでテスト結果が楽しみです。

チーム中吉 hiro

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