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TIG溶接 vs YAG溶接

技術紹介 2017年1月16日

どーもーTeam東の龍です。

今日は、Tig溶接とYAGレーザ溶接の溶融部をみてみましょう。

材質はSUS304の板厚6mmです。

とある製品で、Tig溶接だと熱ひずみが大きいので、YAGレーザ溶接へ

移行できないかの営業ネタです。

試験片を溶接して切り出して樹脂固めして研磨してエッチングすれば・・・

このように溶融部が姿を現します。

この程度の観察であれば、社内で対応できます。

SUS3040

画像は、開先加工なしのTig溶接となります。

Tig溶接は、熱伝導溶接なので入熱が横方向へ働くので熱ひずみ

が大きくなります。

SUS3041

この画像はYAGキーホール溶接です。

Tigと比べると縦方向に入熱するので低ひずみの溶接が可能です。

SUS3042

このように、両面から溶接すれば、開先加工なしで完全溶込みの

溶接が可能となります。

このネタが採用されます様にお祈りします。

 

 

 

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