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脱脂・梱包の応援作業

会社紹介 2021年11月15日

お疲れ様です。

チームRMのFです。

今回は9月〜現在進行形で応援作業を行っていたFinalStageグループでの脱脂・梱包の作業について紹介させて頂きます。

 

FinalStageグループは大きく分けて、工程内検査や出荷前の最終検査を行う検査の方々と検査を終えて合格した製品を脱脂・梱包し出荷準備までを行う方々の2つのチームに分けられます。製品に問題がある場合出荷にストップをかける最後のチャンスの工程になるため検査ではもちろんの事、梱包の前にも製品への違和感に気付けるかが非常に大事であり、責任のかかる作業であります。

 

脱脂に関しても保護シール剥ぎに始まり、製品に残ったシールののりを綺麗に拭き取り、バーリングやタップ加工部分を綿棒を使って脱脂、ワックスと水それぞれを含ませたウエスを駆使して製品に汚れが残らぬよう脱脂を行うなど製品や材料にも寄りますが、手順が凄く多いです。

数物は製品が小さければ机に並べてまとめて手順に沿って進めていけば良いのですが、一定のサイズ以上であったり傷に敏感な研磨ものなど同じ製品をまとめて進められない場合もあり、空いている台車や机を使えない時には1つずつ梱包までを済ませていかなければならず時間を取られてしまいます。

 

製品の梱包ではパッキン、ダブル、ガスマットの3種類の梱包材を使い分けます。研磨物はダブル、表面処理をされた物はガスマットで巻いた上でパッキン、それ以外は基本的にパッキンにて梱包します。重いものや鋭利な部分があるものは2重にして梱包するなどして梱包材が破けないようにします。また、テープで止める箇所は最小限にしなければならず慣れるまでは苦労します。梱包後、突起のある部分は赤ペンで囲い箱詰めの際に製品同士の接触を避けるよう対策します。

 

出荷準備は段ボール作りから始まります。一番大きな製品の寸法を測り総量を見た上で段ボールのサイズを判断し必要数の段ボールを準備します。組み立て次第、底にガスマットを敷いた上で製品を入れていきます。

優先して箱詰めすべきは重い物です。ただ左右のバランスはある程度揃える必要があるので、見た目よりもバランスを意識して箱詰めを行います。製品にも色々と形があるため平面度を緩衝材で整えながら軽くて大きな物を入れていきます。段ボールを積み上げていく場合は下の段ボールの緩衝材は多めに入れて潰れないよう配慮します。

 

簡単ではありますが、FinalStageグループでの作業内容を説明させていただきました。

これらの内容はベースですが、納品先に応じて梱包や出荷準備の手順も変わってくるため一時していなかった納品先の梱包を担当すると、やり方が合っているか不安になります。そのため自信がないときは必ず相談するようにし確実な作業ができるよう心掛けています。

応援作業に入り2ヶ月半が経とうとしていますが、未だ毎日のように教わること・未体験なことに遭遇します。複雑な内容もあるため一度や二度では覚えていくのが困難な場合もありますが、いつでも優しく教えてくださる先輩方ばかりなので大変助けられております。ただ、甘えすぎず繰り返し行うことで内容を正しく把握し一人で行える作業を増やして、少しでも貢献できるよう応援作業に励みたいです。

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