TN-1V溶接検定をリアルに再現
どーも Team東の龍です。
今回は、溶接を知らない方のために、リアルにTN-1V(アルミニウム薄板3mm 溶接姿勢:立向)の溶接検定を社内で再現し、溶接を知らない方にも、溶接検定を受験した気持ちになって欲しいと思います。
長文ですが、しばしお付き合いください。
溶接資格は、資格取得後1年で有効期限となり、継続申請を2回い資格継続出来ますが、3回目の3年目では、力量確認のため実技試験を受けて合格しないと維持できない、たいへん面倒な資格です。 検定前になると業務の合間に溶接資格保持者の方はひそかな練習を始めます。
試験当日は、先ず始めに受付を済ませて受験番号と同じゼッケンを受取り試験片を受取ります。
受取った試験片の溶接部の酸化皮膜を10mm程度ワイヤーブラシで地肌が出るまでひたすらゴシゴシ磨きます。
なかなか地肌が出ないので、ヤスリを使ったりしてきれいにします。
次に、溶接部を脱脂して溶接棒も脱脂します。
冶具にセットして仮付けします。
立向の溶接姿勢は、専門級となってますので、垂直になるように冶具を固定します。
試験片が垂直であれば、立っても座っても問題ありません。 如何に自分の溶接しやすい位置にセットするかで溶接状況も変わります。
全長150mmを上進姿勢でノンストップで溶接します。ストップすると冷めてしまい裏波不足等の欠陥が起りやすいからです。
重力に逆らいながらの溶接なので、熔け落ちに注意が必要です。
溶接完了したら冶具から外し、欠陥が無いか目視で判断します。 もし欠陥があった場合、部分補修は不合格となります。
裏波が出なかった場合は、場所を見極め、入熱量を考慮しながら、表側からもう一層 重ねて溶接し、裏波を出さなくてははなりません。初層で裏波をしっかり出さないと厄介な状況になります。
それでも裏波が出なかった場合は、更にもう一層重ねなければなりません。この状態で余盛の高さが規定値の3mmを超えた長さが25mmを超えてしまえば外観不合格となってしまいますが、その様なピンチな入熱状況でも冶具のお陰で試験片は、全く歪みません。 安心してください、冶具には神様が宿っています。溶接資格者は、試験のたびに冶具神様にお祈りしています。
ちなみに冶具なしで溶接すると
こんなに歪んでしまいます。この状態だと不合格となります。ハンマーでの歪取りは失格です。
出来栄えに問題なければ、試験片に検査員に温度チョークで終了印をつけてもらい、受験番号が書かれた枠の中に試験片を置いて試験終了となります。
アルミニウムの特徴を少し説明します。
鉄の3倍も熱が逃げやすく局部加熱がやや難しいうえ、融点は660℃と低く膨張係数は鉄の約2倍、凝固収縮率は約1.5倍あるので溶接歪が大きくまた、表面を酸化皮膜が覆っていてこの酸化皮膜の融点は2050℃と極めて高く、つまり熔けません。溶接機のクリーニング作用で弾き飛ばしている感じです。ちなみに鉄の融点は1535℃でタングステン電極の融点3422℃なので、アルミニウムは、始めは熔けにくく、温度が上がると急激に熔け出すので溶接速度を上げたりアーク長を長くしたりするテクニックが必要です。
溶接知らない方は、溶接検定を受けた気持ちになりましたか?
興味をもたれた方は、資格に挑戦してみてはいかがですか。
女性スポット溶接作業者
皆さんこんにちわ
今回は、今月初め入社した、新入社員の、Fさんの紹介をします。
Fさんです
溶接、仕上げ工程唯一の女性の契約社員として入社してきました。
少し恥ずかしがり屋なので顔出しNGらしいです。
上の写真は、初めてのスポット作業の写真です
スポット作業は、細やかさと確実性が必要な仕事です。
他のスポット作業者いわく「のみこみが早いので初日から、ある程度こなしていた」みたいです。
これからも、がんばって頂きたいです
チームFUKU おっくん
加工機カバー制作
こんにちは。
今回は藤田ワークスの関連会社であるリプスワークス殿の依頼により
制作したレーザー加工機のカバーを紹介したいと思います。
幅、約1600mm 高さ、約2000mm 奥行、約1200mmの大きさで
カバーはアルミパネルで制作しており、正面の扉は折れ戸となっていて
中央部の取っ手を引いて開ける形となっています。
写真は塗装前の組み付け確認のものです。
塗装後の組み立てた写真はまだありませんのでイメージになりますが、完成すればこのようになります。
※塗装色はイメージと若干異なります。
チームFUKU いのじゅん
新入社員紹介
皆さんこんにちわ
今回は、新入社員の紹介をします。
Tさんです
私と同じ検査工程への配属が決まっており、自分の使用する検査道具の整理を行っている所です
それもこの方・・・検査経験あり
とても期待しています
これから検査教育があり、実際に検査を行うまで日がありますが、これからがんばって頂きたいです。
チームFUKU 岩
1stSTAGEグループで懇親会を行いました
みなさんこんにちは 😛
10月1日より1stSTAGEグループに人事異動と新入社員が入社されましたので懇親会を行いました。
当日は、古株から新人まで、仕事の話やプライベートの事など大いに盛り上がりました。
現在1stSTAGEでは、機械のローテーションやミーティングを増やし、各機械の進捗状況の周知化に力を入れています。
これから、年末に向けて忙しくなると思いますが、皆さん一致団結して頑張りましょう
チームhama p
桜が・・・
こんにちは 😀
10月半ばも過ぎたというのに鹿児島は暑い日が続いております。
先週末少し気温が下がってきたかなと思っていたら、今週はまた気温が上がっていますね。今日の最高気温は28℃ほどだったとか。
会社の中庭に桜の木があるのですが、なんと花が咲いていました。
この時期に咲く種類では無かったと思うのですが。
暑かったり寒かったりで桜も季節が分からなくなってしまっているのでしょうか。
気温の変化が激しく体調の管理が難しい時期ですが、気を付けて過ごしていきたいと思います。
チームhama hama
東京都異業種交流会「城南ブレインズ」設立20周年!
こんにちは、代表の藤田です。
私の所属する東京都異業種交流会「城南ブレインズ」が設立20周年を迎え公益財団法人東京都中小企業新興公社殿から表彰状と記念品を頂きましたのでご報告いたします。
城南ブレインズは、毎月(8月を除く)定例会を開催し、旬な話題や自分が困っている事を勉強会を通じて学び合い、年一回は、国内外の先進企業視察を行っています。活気ある有意義な城南ブレインズは本気、本音で語れる経営者の会です。私が入会してあっという間の18年間でしたが、メンバーのアドバイスやご指導のおかげで、藤田ワークスの成長にも大きな影響を与えてきました。
以下は、授賞式の風景です。
以下の写真が結束の固いメンバーの皆さまです!
20年の歴史を更に深め、今後も異業種交流会の代表的な存在として城南ブレインズを盛り上げていきたいと思います。
なぜかしら、城南ブレインズの代表幹事を鹿児島の私が7年間務めさせていただいており現在に至っています。今後も、城南ブレインズの名に恥じぬように精進して参ります。
古紙回収!!
朝晩肌寒くなってきました。日中は25℃・26℃とちょっと動けば汗ばんできますが・・・
季節の変わり目、寒暖差で体調を崩しやすい季節です。皆さんお気を付けください。
(私はちょっと風邪気味となってしまいましたが・・・)
本日は2か月に1回の古紙回収です。 ペーパーレス化と言いつつ、やはり日々沢山の紙を使っているんですね。
事務所でも回収に合わせて、廃棄書類の選別をしました。
回収された古紙は、圧縮され製紙会社さんでトイレットペーパー等へリサイクルされるそうです。
今回は保管期限が過ぎた書類70~80箱位を、企画支援グループの皆さんがバケツリレー方式で
汗ばみながらトラックに積み込みしてくれました。
お疲れ様でした 😀
剣山交換
皆さんこんにちは
メンバーのM.Oです
さて今回はレーザ加工機TruLaser5030の剣山交換について少し話たいと思います
剣山と言うものはレーザ加工時材料の下に有り、材料を支える役割をします。
このように材料を載せて加工機内に自動搬送します
何か月も同じ剣山で加工していけばどんどん溶けて製品にスパッタ(溶着)が付着しやすくなります
このように加工を繰り返すと剣山の山が少なくなっていきます
2週間に1回は剣山クリーナーと言う機械を使い清掃も行いますが
約半年に一回はこの剣山を交換していきます」
そして剣山交換したのがになります
前の剣山とは比べものにならない位綺麗になりました
あの汚かった剣山がこんなにも綺麗になったので
これからどんどん加工していきたいと思います