スポット溶接について
チームRMのKです。今回は藤田ワークスで行われているスポット溶接について大まかに説明していきます。
まずスポット溶接とは高い圧力と電流で母材と部品を圧着するもので、Tig溶接に比べて出る焼けの量が少ないことが特徴です。
製品の材質や板厚によって圧力や電流などの条件を変えたり、スポット箇所などによって注意する点が変わってくるので、結構神経を使う作業になります。
なので入社2年目の私からしたら中々大変な作業ですが、その分製品を作っている感覚が強くあるのでやりがいもとても大きいです。頑張って品質の向上と作業の効率化に努めていきます。
ブースの設計
こんにちは!チームRMのFです。
今回は設計中のブースについて紹介させていただきます。
塗装エリアには局所排気装置という粉じんや有機溶剤といった人体に有害な物質を、作業者が吸い込まないために管(ダクト)によって有害物質を屋外に排出する装置があります。
その装置前での作業により発生する粉じん等を、装置手前にブースを設置することで装置の範囲外へ漏らさないようにして欲しいとのことで設計を行っています。
4500×5500(mm)と大きさがあるため、鉄の角パイプを使用する予定です。
鉄はステンレスに比べて安価であるものの、防食処理をしないと錆びやすいため鉄の材料を用いる場合には社内で塗装を行います。
角パイプは単体で塗装を行った上でボルトによる後付けになるため、十分な固定ができるようブラケット部分はこだわって設計しています。
塗装による膜厚も考慮しなければならず、1面に0.1mmの厚みが増すと想定してブラケットの角パイプを入れ込む隙間は、角パイプの外形サイズ+角パイプの膜厚+ブラケットの膜厚分を取っています。
また、角パイプは縦方向横方向ともにブラケットをボルトとナットで固定します。しかし、角パイプに直接ボルトやナットを当てて締めこむと角パイプの板厚が薄い場合、塑性変形が生じる可能性があります。そのため四方を板金で囲んだ上でボルト締めを行う方が無難であると判断し、ブラケットの部品を分けて製作し対策を行うことにしました。
側面にはコスト面を抑えたプラスチック段ボールを。天井面には照明の明かりを十分に通す必要があるため、ビニールシートを使用予定です。
全体像としてはこのような感じなのですが、柱はアンカーボルトでの固定のため、装置へのべた付けが難しく少し隙間を空けています。その隙間をなくすために、ブースの天井面に張るビニールシートを装置側の面に少し垂らして、装置の外枠に固定し粉じんを局所排気装置が吸えない範囲に出ないように対策しようと考えています。
まだ側面奥に関しては、どのようにビニールシートを張るか、側面下にある隙間をどのようにして埋めるかなどもう少し設計に時間がかかりそうです。
次回のブログ当番までには完成しているはずなので、その時にまた紹介できればと思っております。
浸透探傷試験
こんにちは、チーム段のSNです。
浸透探傷試験について、少しご紹介させていただきます。
ここで行っている浸透探傷試験とは、製品の溶接されている部分に穴や割れ、溶接ズレ等がないかをチェックする為の試験です。
まず、赤色の浸透液を溶接箇所に塗り、一定時間経過してからその部分を拭き取り、その後現像剤を吹き掛けます。
穴があった場合にはそこだけ赤色の液が漏れているので、欠陥が分かるという訳です。
今回は実際に、テストピースを用いて試験を行いました。
写真のようにNGとなると、その箇所を溶接をしてもらい、再度試験をして問題が無いか確認します。
こういった欠陥を見落としてしまうと、単にその製品が不具合品となるばかりでなく、製品が流れた先で重大な事故を引き起こしてしまう危険性もあります。
私は浸透探傷試験の作業についてまだまだ駆け出しですので、責任感を持って注意深く作業を行いたいと思います。
メタルエステのメンテナンス
こんにちは、チーム段のNです!
今回はメタルエステのメンテナンスについて紹介していきます。
メタルエステでは、毎日集塵機のフィルターに溜まった粉塵を1日に3回ほど排出します。
また、週に一回メタルエステ内部に付着している粉塵をエアブローや、モップを使って落としていきます。
メンテナンスの重要性を充分理解し大切に使用していきたいです!
安全な職場を目指して
こんにちは~
チーム段のSです。
みなさんはKY活動というのをご存知でしょうか。危険予知とかヒヤリハットとかの方が聞いた事があるかもしれません。
今年からヒヤリハットの推進委員になりまして、普段は気にしないような、職場の色々なケガをしそうな所や危ない所を探すようにしています。
自分の職場が曲げ加工の工程なので、ケガが発生しそうな危険な所もあります。
ベテランの作業者の方は当たり前に回避しているようなことも、新人さんや慣れない作業者だとケガになってしまう場合もあるので、作業する時の危険なポイントだったり、危ないなと気づいた時はすぐに教えるというのが重要だなと感じております。
労災が発生しないよう、安心安全な職場を目指して活動していきたいと思います。
強みを知る
鹿児島は例年より早い梅雨入りの中、先週は猛暑というほど青天に恵まれましたが、
新型コロナ拡大警報下で、各々の活動は自粛気味です。
ちなみに、私の愛車はCVTの故障が発生し、今ドッグに入っております。
この故障が起こるまでCVTのことは何も知りませんでしたが、MT、ATに次ぐ技術のようです。
更に調べると、車への採用では富士重工(スバル)が最初で、品質的に安定しているようです。
技術というのは、見極めが難しいですね。
さて、そういうことで今回は強みについて一言。
当社でもホームページをはじめ強みについて発信し、お客様のニーズに応えようと日々精進しています。
今年は、ビジネスパートナーの強みを再認識しようと、BP自慢PRコンテストを開催しました。
第1回ではありますが、6社がエントリーし、3分以内の動画を提出し、その内容から審査し表彰するものです。
今月末の生産動向説明会でPR動画と受賞組織の発表があります。非常に楽しみです。
DANTOTSU No.1は強みの最大化が大事です。ビジネスパートナー共々、最強になれるよう、お互い切磋琢磨しあう仲間として、第2回、3回と継続していきたいです。
ちなみに、今年は自社の第2回社内強みコンテストを開催予定です。
写真は昨年の生産動向説明会の模様です。
byあっきー
塗装ブース清掃
今回は塗装品の紹介ではなく
塗装ブースの清掃を行ったので紹介しようと思います。
今回行ったのは、塗装ブース内にある水槽に溜まった塗料カスの回収しました。
これをスラッジと言い業務が終わった後に水上に浮いたスラッジを毎日回収し、
月1回、沈殿しているスラッジの回収を行っています。
この水分を含んだスラッジを回収するのがなかなか大変で、
物量にもよるのですが今回は一斗缶で25缶回収しました。
今回、量は少なかったのですが、回収した日は筋肉痛になります。
回収する事で水槽の中の循環、吸い込みも良くなるので大切な作業です。
回収したスラッジはお見せ出来ない物なので積んだ一斗缶を載せときます。
塗装品か設備の紹介かは決まってませんが次回見てもらえたらと思います。
曲げ作業
はじめまして
今年度からブログの担当になりましたチームSMのMです。
入社して10か月が経ち、FCOグループにて曲げ作業を担当しております。
まだまだ経験、知識不足なところがあり上手く進まないところがありますが、
上手くいかない部分は日々改善しながら、いつか先輩社員の方々に追いつけるよう、日々精神していきます。
スポット研修
皆さんこんにちは
ブログ担当のチームSMのTです。
新型コロナウイルスの猛威がまた大きくなっている状況ですが、皆さんどうお過ごしですか
ワクチン接種で一日でも早く収束することを願うばかりです。不要不急の外出を避けて、ここで気を抜かず、一人ひとりができる対策を徹底して、一日でも早く終息できるように頑張りましょう。
さて、今回はスポット研修をしている社員さんを紹介します。
これまでは仕上げを担当していましたが、先週よりスポット研修をしているKくんです。慣れない作業で大変だと思いますが、これまで研修で得たスキルを存分に発揮して頂きたいと思います。
下の写真は、スポット作業中の写真です。やる気に満ち溢れた表情で、今後に期待大です。
仕上げの仕事
こんにちは
チームさんさんのNです。
今回は自分が所属する仕上げという作業行程の一つである酸洗いについて説明します。
酸洗いとは溶接で発生した焼けを取る作業です。
溶接をしたものが下の状態です。
この溶接焼けを取るために
酸が入った槽に漬けます。
2時間程漬け込むと