産業廃棄物処分場視察
こんにちは 。
便利で豊かな生活が「大量生産・大量消費・大量廃棄」を生み出した結果、多量のごみが排出され、自然環境の破壊・汚染という不安を生み出すとともに「貴重な資源の無駄遣い」という深刻な問題を引き起こしています。当社では、環境方針でも掲げているように、3R活動に力を入れています。この活動を行うために、限られた資源を有効活用し、廃棄物の削減に努めていくための適切な処理を行っています。
そのなかでも産業廃棄物の処理に関しては専門企業様に依頼しておりますが、廃棄物処理及び清掃に関する法律(第12条第7項 排出企業責任)に対する巡視を3年に1度行うようにしています。これは弊社から出た産廃が適切に処理されている事を確認する視察となっています。
今回は2社の視察を行いました。
まずは、廃木材を処理して頂いている前田産業㈱様
こちらは、霧島市霧島に処理場があり、弊社からは木パレットの廃材として出たものを畜産の敷料やボイラー用燃料の木材チップなどに形を変え再資源としていただいています。チップ加工する高速粉砕機はドイツ製との事でなかなか目にすることの無い設備も確認する事が出来ました。再資源化率も粗100%近いとのこと。マニフェストも確認出来、適切な処理をしていただいている事も確認出来ました。
塗料スラッジ混在廃水や廃油、廃アルカリ等々を処理いただいている、ジャパンウェイスト(株) 様
こちらは鹿児島市谷山に工場があり3直4交代制で24時間年間 300 日稼働されています。こちらでは、医療系感染性廃棄物が多く見受けられましたが、弊社からは塗料スラッジ混在廃水や廃油、廃アルカリ、廃ウェスなどを処理していただいています。
ロータリー焼却炉や固定焼却炉などを見学しましたが、自動化設備に近いものとなっており、1 日 75~80 トンを処理されています。もちろんマニュフェストも確認でき適切に処理して頂いておりました。
このような企業様がいらっしゃるお蔭で我々も安心して事業に取り組むことが出来るのです。
当日は案内いただき有難う御座いました。
今後とも宜しくお願い致します。m(__)m QM