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ロール機について

会社紹介 2011年10月12日

今回はロール作業について紹介したいと思います
ロールとは、簡単に説明すると平板を3本のロール軸で圧をかけ丸く円柱、又は円錐の形状を成形する事です
現在、霧島工場に3台・国分工場に1台のロール機が設置されており、その1台1台にそれぞれの特長があるので、製品にあったロール機を選定し作業しています。
下の写真はロールベンダー1号機(加工可能な最小径45mm・最大幅は550mm)です。
藤田ワークスの職人Kさん製作冶具により、通常のロール製品はもちろんですが、テーパーロールも行なう事が出来る優れものです
ロールベンダー1号機
平板の状態 
平板
 
ロール完了後の状態
完成品
                                    
次の写真はロールベンダー2号機(加工可能な最小径63mm・最大幅は550mm)です。
ロール軸にウレタンを使用しているので、表面にキズが付き難くいのが特徴です。
また、他のロール機と比べウレタンを使用しているので、空回りする事なく作業ができます。
外観面で使用される研磨やヘアラインの製品にはもってこいのロール機です
ロールベンダー2号機
その他にも、加工可能な最小径38mm・最大幅は470mmとロール軸が細いロール機があります。
主に径の小さいロールを行なっていますが、最近では端曲げなしでもきれいなロールが出来ます。
そして最後に紹介するのは、最小径70mm・最大幅は1200mmと幅が広いロール機です。
主に大物の製品をロールする際に使用しています。
この機械の凄いところは自社で製作されたロール機です。
自分が入社間もない頃に、故会長によって作られたロール機と聞いた時は、会長のもの作りにおける技術力と発想力に改めて驚かされました
          
このように様々なロール機がありますが、現在ではロールプロのW君が圧力のデータを取りロールエリアに表示し、誰がやっても同じ製品が出来るように改善されており以前よりも、生産性が上がりより良い品質の物が出来るようになりました
自分も、今以上にうまく使いこなせるよう頑張りたいと思います
                                         by  

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