浸透探傷試験
こんにちは、チーム段のSNです。
浸透探傷試験について、少しご紹介させていただきます。
ここで行っている浸透探傷試験とは、製品の溶接されている部分に穴や割れ、溶接ズレ等がないかをチェックする為の試験です。
まず、赤色の浸透液を溶接箇所に塗り、一定時間経過してからその部分を拭き取り、その後現像剤を吹き掛けます。
穴があった場合にはそこだけ赤色の液が漏れているので、欠陥が分かるという訳です。
今回は実際に、テストピースを用いて試験を行いました。
写真のようにNGとなると、その箇所を溶接をしてもらい、再度試験をして問題が無いか確認します。
こういった欠陥を見落としてしまうと、単にその製品が不具合品となるばかりでなく、製品が流れた先で重大な事故を引き起こしてしまう危険性もあります。
私は浸透探傷試験の作業についてまだまだ駆け出しですので、責任感を持って注意深く作業を行いたいと思います。