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カテゴリー: 技術紹介

塗装工程の必需品

技術紹介 2017年3月31日

皆さんこんには

春寒も緩み始め

一雨ごとに暖かさが増して来るこの頃です。

もうすぐ春ですね

 

さて、今日は私が所属する塗装工程のエアー工具を紹介したいと思います。

写真の両端はダブルアクションサンダーです。

主に素地調整時や修正品の削り時に活躍します。

中央にあるのはオービタルサンダーです。

サフェーサー等の仕上げ・パテ削りや修正品の最終仕上げ前に使用します。

 

塗装事業を始めた頃は修正も多く、

スプレーガンより長い時間握っていた時もありました・・・

この工具は2代目ですが塗装事業開始からの良きパートナー達です。

これからも工具の性能を120%活かし品質向上に努めたいと思います。

 

チーム東 和


新規CAD導入!

技術紹介 2017年3月22日

こんにちは。

今回は新たに3D-CADのIRONCAD (アイアンキャド) を導入しましたので紹介したいと思います。

IRONCAD (アイアンキャド) は、低価格でありながら高性能なミッドレンジクラスの 3D CAD です。

特に、その操作性や高機能な設計環境が高く評価されていて直観的な操作性が特徴となっています。

以下の画像は当社で使用している台車と収納棚をモデリングしたものです。

これから治具や大規模アッセンブリの装置など

様々な設計が出来るようになっていけたら良いなと思います。

 

チームFUKU いのじゅん


Toru Joint

技術紹介 2017年3月1日

 

 

 

皆さんおはようございます

ブログメンバーのM.Oです

今回はTru Laser5030fiberの横に設置しました

ジョイント取り機Toru Jointについて説明したいと思います

Toru JointとはDisc Master 2TD-500の横に設置してあるジョイント取り機のことを言います

 

 

これがToru Jointになります

使い方はこのToru Jointに

 

このようなジョイントが付いた製品を

このようにToru Jointにあてて削るだけで

 

綺麗にジョイントが取れます

これからこのジョイント取り機Toru Jointを使って生産性を上げたいと思います


吸音排気ダクト

技術紹介 2017年2月27日

皆さんこんにちは

鹿児島大学でハイブリットロケットエンジンテストを行うために弊社へ吸音排気ダクトの製作、設置依頼があり作業が完了しましたのでご紹介します。

初めての試みで試行錯誤から始まっています。弊社へ依頼されてから2~3ケ月は下記計画の通り、試験内容、試験場、弊社の意見などを取り入れながらの構造変更です。

[計画図1:鹿大先生ご提案図]

[計画2:鹿大先生ご提案:2分割⇒3分割へ変更、全長3000mm⇒2520mm]

[計画図3:鹿大先生ご提案図:全長2520mm⇒2320mm]

弊社も計画案に対しコスト削減、狭い所に人力設置になるため重量削減(使用材の板厚を薄く)など検討し製作しました。

※板厚を薄くするため剛性UP対策⇒折り曲げを増やし重ねることにより剛性UP

※薄板の製作方法:Tig溶接⇒テーブルスポット、ウェルドナットなどで対応

<完成写真(藤田ワークス内):組立サイズ:長さ2600*幅880*高さ1880mm>

※7分割に分解搬入し現場組立・・・max70kg 合計300kg

<設置場所:入り口は狭く窓からの搬入>

<設置完了>

※この狭い所によく入って組み立てられました。

設置は、大学生6名と先生にお手伝い(プラス弊社より2名)頂きながらの人力設置で汗だく(私だけ)になりながらの作業でした。ふぅ~

作業補助が無かったら大変でした。助かりました。

5月頃に燃焼テストを実施するそうでテスト結果が楽しみです。

チーム中吉 hiro


溶接設備紹介

技術紹介 2017年2月24日

皆さんこんにちは

今回は、溶接工程で使用している設備「VC700W」を紹介いたします。

(みんなからは「直ロボ」の愛称で呼ばれています。)

角溶接などの直線溶接に特化した溶接機ですが、やり方次第ではロールなどの製品の直線溶接も出来ます。

電流値や溶接スピードなど板厚に応じた溶接条件を入力することで

手溶接では、マネできないスピードで綺麗な溶接ビードを最長700mmまで一気に溶接することができます。

写真は、ビードをアップで撮ったところになります。

導入されてから25年以上経過している機械ですが、まだまだ現役です。

お客様に喜んでいただく為により良い溶接品を提供させて頂く様大切に使っていきたいと思います。

 

チーム東 Oichi

 

 

 

 


苦労した製品

技術紹介 2017年2月13日

皆さん、こんにちは。 チームFUKUの福です。

 

私は、溶接を担当しているのですが、最近作っている製品を紹介します。

 

介護施設などで使用される、入浴補助装置の一部です。

大きさ的には、700×600位なのですが、部品点数が40個となかなかのボリュームがあります。

また、溶接方法も溶接棒を加えての全周溶接が多く、狭い場所も多い、溶接泣かせの製品です 😥

溶接歪も大きく、試作で最初に作ったときは、全長が2mmも縮まり使い物になりませんでした。

さらに、Φ10の丸棒の通りが必要な所が24箇所あり、歪でパイプが湾曲すると通らなくなります。 😡

 

展開寸法から見直し、溶接作業手順・歪取り方法の確立など、苦労しました

 

苦労のかいあって、最近は安定した品質で製作する事が出来るようになりました

今後の課題としては、いかに効率よく作り、どれだけ作業時間を短縮する事が出来るか?です。

チームFUKU 福


設備導入その後

技術紹介 2017年2月3日

こんにちは!

1月21日のブログで紹介した新規導入設備DiscMaster 2TD-500の導入後の状況です。

ドロス除去とエッジ取りを行ってくれる機械ですがそのポテンシャルは高く、今まで苦労していた小物製品の生産性がかなりよくなりました。

下記のように小さい製品はブラシ式バリ取り機では製品1個で機械を通すことは困難で、お客様の要求に応えるにはどうしても手作業で1個ずつとなり時間が掛かる作業でした。

DSC01715

設備導入により1個ずつ機械に通しても問題ない製品品質が可能になりました。

製品の厚みは5㎜です。

DSC01716

さらに以下の様に小さな製品でも問題ありません。

製品の厚みは1.5㎜です。

DSC01717

今後の生産性向上が大きく期待されるところです。

チームM haru


エアツール紹介

技術紹介 2017年1月27日

みなさん、こんにちは
寒さもいっそう増し冷え込みが厳しいですが
どう、お過ごしですか防寒対策をし体調には十分注意しましょう

本日はエアツールの紹介をしたいと思います。
私が行っている作業の一部ですが、締結可能ポップナットを
ナットツールにて締結していきます。
IMG_20170127_082708_R
締結可能ポップナットには様々種類があります。
母材の板厚によりナットの長さや設定など変わっていきます。
IMG_20170127_083047_R
ナットをナットツールにセットし空打ちストロークを調整し
テストピースにて最終調整をしネジゲージで通り、止まりを
確認し強度を確かめていざ、製品に締結していきます。
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今までは、ナットツールの0~6まである設定値にばかり気をとられ
ネジゲージでの確認や強度が安定しなかった為、色々調べていくと
ストローク(ナットの全長からどれだけ縮んだか)の重要性に気付き、
ノギスでストローク管理を行うことで安定した品質管理を行うことが
できるようになりました。簡単な作業ではありますが、奥が深いと
感じました。どんな作業でも勉強し、極めて、楽しく仕事をしていきたいです

チーム中吉 by飯


TIG溶接 vs YAG溶接

技術紹介 2017年1月16日

どーもーTeam東の龍です。

今日は、Tig溶接とYAGレーザ溶接の溶融部をみてみましょう。

材質はSUS304の板厚6mmです。

とある製品で、Tig溶接だと熱ひずみが大きいので、YAGレーザ溶接へ

移行できないかの営業ネタです。

試験片を溶接して切り出して樹脂固めして研磨してエッチングすれば・・・

このように溶融部が姿を現します。

この程度の観察であれば、社内で対応できます。

SUS3040

画像は、開先加工なしのTig溶接となります。

Tig溶接は、熱伝導溶接なので入熱が横方向へ働くので熱ひずみ

が大きくなります。

SUS3041

この画像はYAGキーホール溶接です。

Tigと比べると縦方向に入熱するので低ひずみの溶接が可能です。

SUS3042

このように、両面から溶接すれば、開先加工なしで完全溶込みの

溶接が可能となります。

このネタが採用されます様にお祈りします。

 

 

 


溶接技能検定

技術紹介 2016年12月9日

皆さんこんにちは

明日12/10 日本溶接協会主催の溶接技能者評価試験が実施されます。

新規受験者は、学科試験と実技試験でステンレス(t3.0)の基本級下向き(TN-F)と専門級の試験になり立向き(TN-V)。

更新の受験者は専門級立向き(TN-V)の試験のみになります。

ブログでも何度か取り上げていますが今回は、試験に向けて練習している様子をご紹介いたします。

下の写真は、下向きの溶接を実施している様子です。

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下向き溶接は比較的楽な溶接姿勢である為、リズミカルに溶接棒を送り出すことができるかが「カギ」になります。

下の写真は縦向きの溶接を実施している様子です。

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縦向き溶接は、腰にかなりの負担が掛かります。

リズミカルに溶接棒を送り出すことはもちろんですが、途中からは腰の痛みを最後までこらえ切れるかが「カギ」となります。

 

新規受験で1名、更新試験で2名の方が試験に挑戦されます。

なれない場所での検定試験で勝手が悪いかも知れませんが、全員合格を目指し頑張ってください。

チーム東 oichi


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